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ある冴えない男が、一発逆転、憧れの彼女と結ばれないものかと考えました。

そこで男は、くる日もくる日も自分が彼女と結ばれるよう祈りました。

しかし、一向に願いは叶いません。

男はついに耐えられなくなり、神様に文句を言いました。

「私は毎日毎日、こんなに祈っているのに、
いつまでたっても彼女は振り向いてくれません。
神様、あなたはなんと無慈悲なのでしょう!」


これを聞きつけた神様は、男の前に姿を現しこういいました。

「彼女と結ばれたいなら、まず、告白しろ!」

男は彼女に想いを伝えることもせずに、ただ祈っていたのでした。

宝くじは買わなければ当たりません。

同様に、想いを伝えなければ意中の相手は振り向いてくれないという教訓です。


・・・男のその後が気になりますか?

憧れの彼女に告白した男は、めでたく彼女と結ばれました。

そして、男の子を授かり、今は家族3人で幸せに暮らしているそうです。

めでたし、めでたし・・・(笑)
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理想-現状=課題

" Some men see things as they are and ask why"

" I deram of things that never were and ask why not"


「多くの人は現状を見て、なぜこうなのかと問う」

「私はあるべき姿を見て、なぜそうではないのかを問う」


ジョージ・バーナード・ショー[George・Bernard・Shaw] (1856~1950)
アイルランド出身のイギリスの劇作家の言葉です。


最近、お腹のまわりに贅肉がついて体重が5kgも増えました。

「何で太ったんだろう…。ビール飲み過ぎたかなぁ?」


似たような経験ありませんか?

『現状』を悲観して、「何でこうなってしまったのか?」と原因ばかりを考えてしまうこと


「あと5kg痩せれば、ベストな体重だ!そのために、晩酌をやめよう!!」

『理想』をイメージし、「実現するためにはどうすればよいか?」を考えることで、
『課題』が浮き彫りになります。

理想-現状=課題

理想と現状の差分が『課題』です。


現状を把握し、理想を明確にイメージすることで課題が定まります。


浮き彫りになった、5kgの『課題』をクリアするのはとうぶん先になりそうです…。


物質的欲求の飽和

戦後の日本に流通革命をもたらし、
大手スーパーのダイエーを創業した中内功氏がご逝去されました。


日本の大衆消費社会の到来をいち早く見据え、
『よい品をどんどん安く』をモットーにダイエーを創業し、
豊かな消費生活という大衆の夢をカタチにすることで消費者の絶大な支持を集め、
中内氏は時代の寵児となりました。

そして、流通企業として初めて連結売上高3兆円(平成10年2月期)を超えたのをピークに、
バブル崩壊とともに流通帝国ダイエーは坂道を転げ落ちるように衰亡していきました。

今日のブログは『流通革命によってもたらされたもの』について考えます。

中内氏は大量生産・大量販売の時代は流通業界の主導で安売りが始まると見越していました。

「販売価格はダイエーが決める。メーカーの指図は受けない。」

メーカーからのリベート(販売報奨金)を値引き原資とし、
商品流通の矛盾をつくことで安売りを実現しました。
そして、『価格』はメーカーがつけるのではなく、
流通過程で消費者が決めるものだという中内理論を確立しました。

当時、松下電器産業の松下幸之助氏も『水道理論』を掲げて、
安売りをめぐって争っていました。

それは物がない時代、食べ物がたくさんあり、空腹が満たされれば人は幸せでした。

いわば物質的豊かさと精神的豊かさが直結していたのです。

それから月日は流れ、食料も衣料も家電製品も人々の生活から溢れ出すようになりました。

バブルが崩壊し、不景気が続いても今の日本は物が溢れ出しています。
溢れ出した物は「価値」を失い、その「目的」も消えてしまいます。

人間が物を求めるとき、その目的があります。
そして、人間にとって物質的なものは、満身に受けるとしても限度があります。
その限度を超えてもなお、物を求める人間はこころを見失った「形骸」です。

その形骸は、どれだけ得ても満足することはありません。
得ても満足できないのに求めるとき、
それは、不満なのでは無く、不満のつもりになっているだけに過ぎません。
こころを失った欲求『むさぼり』になってしまっているのです。

それこそが流通革命がもたらしたもの、『物質的欲求の飽和』です。


人間が物質的欲求しか持たないのなら、むさぼったりはしないでしょう。

けれども人間には精神的欲求があります。

人はいくら物を所有・消費しても、この精神的欲求が満たされない限り、むさぼり続けます。

中内氏は
「(フィリピン戦線から)生きて帰って、
すき焼きを腹いっぱい食べたい。食い物の恨みでスーパーを始めた。」
と雑誌の取材で述べています。

これは飢餓やその原因となった日本政府に対するリベンジング・ファクターです。

だから、大衆消費社会を実現したダイエーは衰退への道をたどったのではないでしょうか。

本当の不満を知る人の物質的欲求を満たすことで、
その精神的欲求も満足させることができました。
それと同時に、本当の不満を知らない人の『物質的欲求の飽和』をもたらしました。

中内氏は阪神大震災の直後、不安におののく被災住民の心情を察し、

「すべての店の明かりを一晩中つけていろ」

との号令をかけたそうです。
これにより、どれほど多くの人たちが闇夜を過ごす勇気を与えられたでしょう。

物の流通だけでなく、こころの流通革命を起こせたなら、と悔みます。

ちょっと一息。

「何のためにブログを書くのか?」

私にはいくつかの理由があります。
その中のひとつは『論理的な文章を書く能力』を磨くためです。

「…どこが?」

なんて言わないで下さい!

『論理的に文章を書く』能力が欠如しているから、トレーニングしているのです。

『論理的』かどうかを抜きにしても、私は自分の考えを文章で表現するのが苦手です。
夏休みの作文や感想文が大嫌いでした。

しかしこれは、日本人に多く見られる特性ではないでしょうか?

この特性には、日本語の性質が大きく関わっていると思います。
日本語には音読み・訓読みと2種類の読みがあります。

例えば、
『生』セイ・ショウ・い-きる・う-まれる・は-える・き・なま・・・

このように漢字ひとつに何通りもの読み(意味)があります。

文の繋がり(文脈)によって意味は異なりますし、
読み手はイメージしながら解釈することになります。
つまり、どんなに論理的な文章を書いたとしても、

読み手が『論理的に』読んでくれないと誤解が生じます。
(だからといって、自分の文章表現力の欠如を棚に上げるわけではありませんよ)
このあたりが日本語が『曖昧』だと言われる所以でしょう。

そのため、私はブログを書く際に曖昧な表現をさけ『断定』しています。
本当は「断定するように心がけています。」と思っているのですが(笑)

文字として残す意で『記す』、物事のありさまを写し出す意で『描く』がありますが、
日本語で文章を『書く』場合、
ある長さの、まとまったものを文章として表現する意味があります。
すなわち、『描く』の意味が強いようです。


そして、日本語によって日本人の考え方は規定されます。

他の誰かが何を感じ何を考えているかを知り、
それに反応して適切な感情を促す傾向の考え方を『共感思考』と呼びます。

日本人は特にこの傾向が強いようです。
また、平均すると女性の方が男性よりも傾向が強いようです。

日本人の得技であるHospitality(おもてなしの心)は、まさに共感思考によるものです。

一方、共感思考と対照的な考え方で、『システム思考』があります。
システム思考とは、システムを分析、検討し、
そのパターンを支配する隠れた規則を探り出そうとする衝動、
システムを構築しようとする傾向の考え方です。


英語のように表音文字のアルファベット26文字で世界のすべてを表現する言語は、
論理的な文章を書くのに適しています。
『システム思考』の人が欧米の人に多い要因です。

平均すると日本人よりも欧米の人の方が、女性よりも男性のほうが傾向が強いようです。

もちろん、平均的な女性よりも共感思考が強い男性や、
平均的な男性よりもシステム思考が強い女性はいます。

共感思考とシステム思考は、一般的には相補的な関係にあります。
両方とも平均に近い人はいますが、両方とも平均よりかなり高い人や、
両方ともかなり低い人は、ごく稀にしかいないと考えられます。

この関係は知的感性時代の革新的リーダーにあるEQとIQの関係と同様です。


と説明が長くなりました。

要は、私がブログを書く理由は、『論理的な文章を書く』トレーニングの意味合いが強いので、
「なんか感じわるいな~」とか、
「知ったかぶって生意気」とか、
「偉そうにしてムカツク」なんて思ったら

『温かい目で見守りつつ、厳しいコメントをお願いします!』

というのが、今日のブログで言いたかったことです(笑)

『他人に否定されないための唯一の方法は自己主張をしないことだ。
そして、それは社会において自己の存在意義を否定することに等しい』

Chance of loss

" Risk"(リスク)は" Chance of loss"(損失の可能性)とも呼ばれます。

何故、" Chance"なのか?

それは、常に" Risk"が未来に存在するものだからです。

" Crisis"(危機)は過去に存在し、" Hazard"(ハザード)は危険警告です。



今ならまだ間に合う

" Chance of loss"

チャレンジしてみたくありませんか?

リベンジング・ファクター

このブログのコンセプトは先憂『今』楽です。

先憂後楽という中国の政治家の心得からつくった造語で、私が目指すライフスタイルです。

「今を精一杯生きろ、そして今を楽しめ!」というようなニュアンスを込めているのですが、
実際に自分はそういう生き方ができているかというと、なかなか難しいものです。

選択理論やタイムマネジメント(時間の有限性を認識する)などで自分の感情をコントロールして、
「今を楽しんでいる」つもりです。

安直に楽観的というわけではなく、物事をポジティブな側とネガティブな側の両方から考えて、
(物事の見方を変えるだけで、メリット[+]とデメリット[-]はまったく逆になるので)
「結局、チャレンジしてみないとわからない!」とポジティブ側に思考をコントロールしています。


前置きが長くなりましたが、セルフコントロールに役立つ考え方がありました。


(「キャリア・コンピタンシー」小杉俊哉著)より参考

モチベーション・ファクターとリベンジング・ファクター

動機付けを起こさせる要因とリベンジの気持ちを起こさせる要因のことです。
モチベーティング・ファクターは、それが内側から出てくる動機、
内的動機であるので、目標を達成してもさらに上の目標に向かわせることになります。
リベンジング・ファクターは動機付けが「復讐」ですから、
ひとたび復讐を成し遂げてしまえば、それで目標を失うことになります。


このリベンジング・ファクターというのは「やってやるぞ!」というハングリー精神と違い、
「いまに見ておれ!」という恨み、すなわち復讐や仕返しが動機付けになっています。

欧米のベンチャー企業がハングリー精神で成り上がっていくのに対して、
日本では赤穂浪士の仇討ちのようなリベンジング・ファクターによる文化があるようです。

つまり、
ポジティブだけでなく、ネガティブなマインドでもセルフコントロールをすれば、
大きな成果をあげることができる

ということです。

こんなことばかり考えていると人格が変わってしまいそうです…(笑)

Stay Hungry. Stay Foolish.

“ Stay Hungry. Stay Foolish. ”
Steve Jobs
CEO, Apple Computer
CEO, Pixar Animation Studios

『ハングリーであれ、馬鹿であれ』

スタンフォード大学卒業式でのスティーブジョブズ氏のスピーチです。

http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/
"とむさとう"氏のブログより

ブログやメールマガジン通じて多くの人に勇気を与えています。
このスピーチは、きっとあなたが抱えている未来への不安を希望へと変えてくれるでしょう。

20年後、息子がハタチになったとき、この言葉を伝えようと思います。

You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.


あなた達は、先を見て点と点を結びつけることは出来ないけれども、
過去を振り返ると繋げることが出来るだけなんだ
だから、あなた達は、将来、点どうしが何らかの形でつながってくることを信じるべきなんだ



スタンフォード大学公式URL
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/videos/51.html
スピーチ録画映像
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

自由主義と集団主義

衆院選は自民党の歴史的な大勝となりました。
「小泉劇場、小泉マジックで国民を誘導する戦略が功を奏した」
メディアではワンフレーズポリティクスや刺客擁立など劇場型の選挙で
地滑り的に票が動いたと報道されています。

一部のマスコミでは、
「判断力が欠如した無党派層や若年層が小泉首相を支持した」
と報道していますが、私はそうは思いません。

自民党が大勝したのは、日本国民が自由主義・個人主義を求めた結果だと思います。

労働組合との関係を断ち切れなかった民主党は、
集団主義・団体主義的なイメージを払拭できなかったために惨敗したのだと思います。

(民営化に反対した造反組は、地方切捨て論を強調し義理・人情を前面に出すことによって、
逆に保守派の票を集めることができたのだと思います。)

では何故、集団主義が今の日本に受け入れられないのでしょうか?

集団主義的要素とは、例えば日常生活において見られます。
「出る釘は打たれる」「長いものには巻かれろ」のような生活様式から始まり、
「談合体質」「行政指導」「根回し」、「和」の文化、
更に「制服・校則」「お受験」、「みんなで渡れば怖くない」から、
果ては「世間をお騒がせした」ことへの責任、「顔を潰された」ことへの憤り、に至るまで、
様々な形で表出しています。

「個」を抑え、自らの運命を集団に委ねる

そして一方、この集団は、これらの者がこの集団の掟ないし生活様式に忠実である限り、
理屈抜きにどこまでも面倒を見なければならないという社会のあり方です。

このような社会においては、全員の「合意」ないし「和」が、ことを行うための前提となります。
そのため、一部の指導者に一方的な権力行使が認められている社会よりも、
個人の意思がより尊重されているようであり、従ってより民主的であるように見える場面もあります。

また、一部の強者の突出を許さず、集団全体に利益を平等に配分することを重視することから、
場合によっては、より社会主義的であるように見えることもあります。

この一見した民主制は、大勢に対し個人が正面切って異論を述べる事態を想定していません。
その意味において西欧流の民主主義とは大いに異なります。

つまり、このような社会主義性は、利益の配分が特定の集団内部限りでの配分として考えられ、
集団外の者に対しては徹底的な差別を許すところが、今の日本に受け入れられなかったのです。

地元への利益誘導を国益より優先する候補者が落下傘候補に苦戦するはずです。


自民党の歴史的大勝はこのような日本社会の転換を象徴する出来事だと思います。


私が子供の頃は、いたずらをすると
「(家から)出て行け!」
と家族(集団)から除かれることが罰でした。

逆にアメリカの家庭では、外出禁止が罰になります。
それは「個」の自由を奪うことが苦痛だからです。

今の日本の家庭もアメリカと同様です。
父親に
「出て行け!」
と言われたら、子供は
「やったー!!」
と喜んで夜遊びに行くでしょう。


ウチの息子はどうなるか・・・?

ただいま

駅から徒歩10分の道のりを帰ると、
可愛い息子と料理を作って待っている妻がいる

私は幸せ者です。

『ただいま』

アルバイト

今週は群馬から東京に通います。

アルバイトです。片道2時間半かかってもめげません。

ネタはあるけど、書いてる時間がないのが残念です。

ウラ

『裏』
「表」に対して、目に見えないところという意味です。

この「裏」のほかにかつては『心』という意味でも用いたそうです。

その場合の反対語のオモテは『面』となります。

人間のオモテとウラはコインのように単純ではないですね。

プロセス・テクノロジー

以前、『Φ型人間』というブログで暗黙知と形式知について触れました。

今回は私がそのようなキャリアビジョンを持つひとつの『きっかけ』となったエピソードを記します。

タイトルの『プロセス・テクノロジー』(インクス流)株式会社インクスで研究開発されたものです。

この会社のことを知ったのは就職活動中でした。

「ベンチャーオブザイヤー2002未上場企業部門第1位」「日本イノベータ大賞優秀賞」を受賞、
代表取締役社長の山田眞次郎氏は総理大臣主催「ものづくり懇談会」委員を務めています。
私の知っている情報では携帯電話の金型製造シェアがトップクラスということと、
金型製造のコンサルティングを行っているということくらいでした。

しかし、「百聞は一見に如かず」まさに諺のとおりになりました。

従来45日かかっていた携帯電話の金型製作工程を設計から金型まで、
一気通貫でわずか45時間にまで短縮し、実に24倍の生産性を向上を実現した。


製造業の工程を爆発的に短縮するための技術が『プロセス・テクノロジー』なのです。

このプロセス・テクノロジーの核は「プロセスの本質と本質的短縮」の概念です。
これは、
実態の把握→
本当に意味のある部分の抽出→
無駄の排除(方法検討、実施)→
本質部分の本質的短縮

を極限まで突き詰めるということです。

工程作業分析では「設計」「加工」「成形」という工程から、
「見る」「手を動かす」「ものを取る」「持ってくる」…などのさらに細かい作業に分解して、
それらを積み上げることで理論的にどれだけの時間を要するのかを算出します。

これは作業だけの積み重ねですが、人間の脳の情報処理やマシンネットワークなどすべてを、
細かい『作業』に分解するという考え方が可能です。

プロセス・テクノロジーは、「人の判断」を基準として工程を細分化する際の単位を決定します。

ここでは、判断を「未知のパラメータを人間が設定する思考」と定義しています。
すなわち、既知のパラメータを使って設定できるような思考は、判断とは定義しません。

この定義のもと、工程を分類すると

(1)判断を伴う工程
 未定の事項(設計値など)を決定する工程
 工程上の「Go」と「No-Go」の判断を行う工程

(2)判断を伴わない工程
 与えられた情報をもとに、手順に従って行えば誰にでもできる工程


となります。


通常、ここまで工程を細分化し「判断」と「作業」にまで分解すると、
全工程の80%以上が作業工程(判断を伴わない工程)という位置づけとなるそうです。

そして、ここからがプロセス・テクノロジーの真髄であり、私が最も影響された部分です。

それは、現状の工程では作業担当者がその複雑な手順ゆえに
“自分が決定した”と思い込んでいる工程も、
実際には既知の情報やルールに従って計算すれば答えを求められるということです。


つまり、熟練者が暗黙知に基づいて多くの判断を行いながら実施している工程も、
非熟練者でも実施できる工程に置き換えられることができるのです。
熟練者がどのようなロジックで判断しているのか、
そこを明らかにすることでプログラム(形式知)を書くことが可能になります。


インクスでプロセス・テクノロジーを開発するにあたりこんなエピソードがあったそうです。

金型職人の『神業』を見て、聞いて、触って、計り、書き取り、徹底的な分析を行った。
すべての脳の判断、目の動き、手の動き、指の動き一つひとつを作業軸と時間軸に位置づけ、
それらの意味づけを行っていった。
職人が溝を掘る。
紙やすりを使ってそのスライドを指で丁寧に磨いていく。
「どうして磨いているんですか?」
「間にうまく入らないからだよ」
職人はスライドをしばらく磨き、溝にそのスライドを通す。
「よし、これでしっくりいった」
「『しっくり』って、何ですか?」
「ほら、こうして動かせるけど、下に向けても落ちないでしょう。
これが『しっくり』ということです」
「なるほど。じゃ、それ貸してくださいよ」
我々は、職人が削ったスライドと溝の隙間を計測した。3ミクロンである。
「じゃ、『しっくり』って3ミクロンなんですね」
こうして熟練の暗黙知は、少しずつ形式知へと知の形を変えていった。
『神業』はマニュアルとなり、技能は再現性のある技術に置き換えられた。
金型研究を開発して二年半がたったある日、
何の経験もない19歳の社員がそのマニュアルに従って実際に金型を作った。
すると、この道一筋の熟練工と同じ金型を、19歳の若者が作れてしまった。
本当に同じものができた。
「もうこれ以上、恥をかかせないでよ」
という言葉を最後に、熟練工はインクスを去った


金型製造の全工程で熟練者の判断が本当に必要な工程は10%だそうです。

インクスの会社説明会で、山田社長からこのエソードを直接聞いた私は

「つまり、どんなに突き詰めても熟練工の判断が10%は必要ということですね?」

と質問しました。

山田社長は意味ありげに含み笑いを浮かべ、こう言いました。

「10%は熟練工のプライドだ。
100%自動化できると言いきってしまったら、その職人の人生を否定してしまうことになるだろう?」


あのときの山田社長の言葉を、私は忘れることはないでしょう。

インクスのモットーは「目標は意思である」だそうです。

『神業』と呼ばれるブラックボックスを開けなければ、それを超えることはできない

技術に対して恐ろしいほど貪欲に、知識創造のプロセスを行っていく




HQM

今日はちょっとした縁があって、
ある施設のグループのHQM活動のプレゼンテーション資料作りを手伝いました。

HQMとは

H:ヒューマニスティック
Q:クオリティー
M:マネジメント

の略です。


働く人の創造性(H)をベースに、経営体質(Q)の高度化(M)を進めるという活動です。

HQM活動の体系は、
トップのおこなう「経営戦略」、
管理者のおこなう「方針管理」、
現場のリーダーやメンバーのおこなう「サークル活動」

と三層に分けて進めます。

品質保証出来る仕事の仕組み
事実に学ぶ
創造者の育成


この3つの柱を基に、「マーケット・イン」の思想で活動を行います。

つまり、期待度と満足度をデータ(事実)で捉え、
品質保証出来る仕事に切り替える創造者づくりがHQMのポイントとなります。
これにより、CS(顧客満足度)を高めるのが目的です。


今まで経験や暗黙知がスタンダードな現場だったようで、けっこう戸惑っているようでした。
「製造業のQM活動を他分野に応用した手法だろう」と思って手伝っていたのですが、
その手伝ったグループでは数値目標を羅列するだけで、
その目的や意味が不明確になっているのが残念でした。
(私はただパワーポイント作成を手伝っただけなので、内容には触れませんでした。)

日本の製造業が大成功を収めた背景には、
主体となってQM活動を行ってきた『現場』が大きな役割を担っていました。

経営トップがトップダウンでHQM活動を取り入れても、
経営理念や基本方針といった『ビジョン』を明確に示し、
それを『現場』に伝え、同意を得なくては意味がありません。


『現場』が自発的にHQM活動に取り組める環境を整備してから導入するべきです。

そうすれば私がわざわざ手伝いに行く必要もなかったのに(笑)

探し物は何ですか?

もし、あなたが人から「探してほしいものがある」と言われたらどうしますか?

①「それはお困りでしょう」⇒いっしょに探す

②「今、忙しいんです」⇒手伝わない


あなたは親切なので、きっといっしょに探してあげると思います。
でも、本当に忙しかったら探してあげられないですよね。


では「100万円が入ったバッグを探してほしい」といわれたらどうしますか?

私ならかなり忙しくてもいっしょに探してあげます。

何故でしょうか?

何を探すかわからなければ、探すのにも熱が入りません。
しかし、探し物が高価なものだったら、他のことを投げ出してでも探し始めるでしょう。

探す熱意は、『何を』探すか、その対象がどれだけ大切かに相関します。

私は大切なものをドコにしまったのかをよく忘れます。

私にとっては大切なものでも、あなたにとっては大切でないかもしれません。

もしも、お互いに価値があるものだったら、
探し物が2人にとって大切だったら、いっしょに探してくれますか?

使いやすい人=能力が無い人?

「本田宗一郎氏はあるとき人事部長に
『君が採用する人は、君に似た人ばかりだ。
それより、若き日の本田宗一郎のようなのを探してほしい』
と言ったそうだ。
その通りだと思うが、どうすればそれが実現できるかにまで本田氏は突っ込まなかった。
そして
『わが社も普通の会社になってしまった』
と言って辞めていった。
そのときの人事部長の返事はこうだった。
『そんなことが私にできるわけがありません。どうしてもと言うなら、社長、あなたが自分でやりなさい』」



(人事破壊-その後10年そして今から より引用)

HONDAが『普通』の会社だとは思いません。
また、今もこのような採用を行っているかわかりません。

人材採用の落とし穴は、自分の使いやすい人を選んでしまうことです。
つまり、その人の『メガネ(価値観というフィルター)』を通して選ぶわけです。

自分が使いやすいということは、だいたい自分より能力の無い人間です。

就職活動中、何十社も面接を受けて落ち込んだときにはこんなことを考えていました。

これはポジティブ思考でしょうか?
プロフィール

KOU.

  • Author:KOU.
  • 1981年生
    高等専門学校、大学院にて機械力学・制御工学を基礎とした振動制御に関する研究を行う。

    2006年
    某人材紹介会社入社
    エンジニアの転職サポートを志し、人事から求人ニーズをヒアリングする企業担当を経験。
    自動車、家電、半導体、精密・計測器、化学業界、総合商社など各企業の人事から採用ニーズを直接伺ってきた経験を活かし、第二新卒からエグゼクティブ層まで、これまでに1000人以上のビジネスパーソンに対してキャリアカウンセリングを行っている。

    [KeyWord]
    人材ビジネス/人材紹介/経営/人材開発/組織論/人事/CHO/HR/キャリアディベロップメント/カウンセリング/コーチング/MBA/MOT/技術経営
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