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自己抑制

inhibition [インヒビション]【名】禁止、禁制、防止、抑圧、抑制、阻害

突然ですが、問題です。

[問題]
コンクリートの床に鉄パイプが垂直に埋め込まれています。
パイプの底にはフタがしてあり、パイプの内側にピンポン玉が入っています。
パイプの直径はピンポン玉の直径より1~2大きくなっています。
パイプの口からピンポン玉までは指の長さよりも3cm距離があるので、
指で取り出すことはできません。
今、あなたを含めて6人の男性がいます。
そして、
 ・大工道具(ドライバー,ハンマー,ノコギリetc)
 ・物干し竿
 ・コーンフレーク
 ・針金のハンガー
 ・電球

があります。
ピンポン玉、鉄パイプ、コンクリートの床のどれも傷つけずに、
ピンポン玉を取り出す方法を考えてください。

(制限時間 5分)

この問題は、


(ジェイムズ・L・アダムス著 大前研一監修 プレジデント社)

に載っている問題です。

余談ですが、この本の監修をした大前研一氏は日本を代表するグールー(思想的指導者)です。
現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、
大前・アンド・アソシエーツ代表取締役などを務められています。

「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者であり、
ウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、
また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、
都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて、
継続的に論文を発表しています。
この功績により1987年にはイタリア大統領よりピオマンズ賞を、
1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与されました。

英国エコノミスト誌は
『現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカートム・ピータースが、
アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールーがいない』

と書きました。
同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、
また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれています。

大前氏は経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、
日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権の国家実現のために、
新しい提案・コンセプトを提供し続けています。
「郵政解散で改革が叫ばれている今、もしや出馬もあり得るのでは?」
と私が今一番注目している人物の1人です。

5分たったでしょうか?
それでは解答です。

多くの人は
「ハンガーを細工してピンセットを作り、それでピンポン玉をつまむ」
という方法を思いつくでしょう。
しかし、これではどうしてもピンポン玉を傷つけてしまいます。

「6人の男性がパイプの中に小便をし、浮力でピンポン玉を浮かせて外に出す」
これが最良の解決策かどうかは別として、
このアイデアは意外性があり、なおかつ理にかなっています。

何故、こんな簡単な方法が思いつかないのでしょうか?

あるいは思いついてとしても、口に出すのを躊躇してしまうのでしょうか。
理由の1つは、与えられた道具の中に「小便」が入っていないことです。
さらに、この状況で小便をするという行為を、
無意識のうちにタブーと思い込み、自由な発想を抑制しているからです。

自分で勝手に前提や過度の分別を作ってしまう自己抑制こそ、開発をする上で最大の敵です。

自己抑制の典型的な例をもう1つ挙げます。

動物園の像は、子供の頃から鎖に繋がれている
自由を手に入れるために鎖を切ろうとするが、小象の力では鎖は切れない
月日が経ち、
大人になった像は鎖を切れる力を手に入れたが、その鎖を自分で切れるとは思わない
一生、鎖に繋がれたままだ


あなたも『見えない鎖』に繋がれていませんか?
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アダムスがいいと思う

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TRIZで言うところの心理的惰性ですね

KOUさん、こんにちは!

自己抑制は、我々の創造性を阻害する最も悪質なものですよね。
TRIZではそれを「心理的惰性」と呼びますが、まったく同じことです。
過去の経験や知識はとても大切なものだし、実際に仕事をしていくうえでは、これが無いとかなり問題なのですが、こればかりにとらわれるとね!
要は、TRIZで言うところの「時間で分離」すれば良いのですよ。

なるほど

kuwaharaさんコメントありがとうございます!
確かに「時間」で分離したり、「空間」で分離したりすることで、
自己抑制に対抗することができますね。

自己抑制に対しては、思考をリセットする「ゼロベース思考」が良く挙げられますが、
まったくの「白紙」から考えるのは時間と労力の浪費です。

そういう意味でも、「時間で分離」するという手法は有用ですね。

いただき

面白そうな本を紹介してもらいました
読んでみます
ありがとう

感想をお持ちしてます

アイデア前古さん、コメントありがとうございます。
是非、感想をブログに載せてください。
プロフィール

KOU.

  • Author:KOU.
  • 1981年生
    高等専門学校、大学院にて機械力学・制御工学を基礎とした振動制御に関する研究を行う。

    2006年
    某人材紹介会社入社
    エンジニアの転職サポートを志し、人事から求人ニーズをヒアリングする企業担当を経験。
    自動車、家電、半導体、精密・計測器、化学業界、総合商社など各企業の人事から採用ニーズを直接伺ってきた経験を活かし、第二新卒からエグゼクティブ層まで、これまでに1000人以上のビジネスパーソンに対してキャリアカウンセリングを行っている。

    [KeyWord]
    人材ビジネス/人材紹介/経営/人材開発/組織論/人事/CHO/HR/キャリアディベロップメント/カウンセリング/コーチング/MBA/MOT/技術経営
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