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自由主義と集団主義

衆院選は自民党の歴史的な大勝となりました。
「小泉劇場、小泉マジックで国民を誘導する戦略が功を奏した」
メディアではワンフレーズポリティクスや刺客擁立など劇場型の選挙で
地滑り的に票が動いたと報道されています。

一部のマスコミでは、
「判断力が欠如した無党派層や若年層が小泉首相を支持した」
と報道していますが、私はそうは思いません。

自民党が大勝したのは、日本国民が自由主義・個人主義を求めた結果だと思います。

労働組合との関係を断ち切れなかった民主党は、
集団主義・団体主義的なイメージを払拭できなかったために惨敗したのだと思います。

(民営化に反対した造反組は、地方切捨て論を強調し義理・人情を前面に出すことによって、
逆に保守派の票を集めることができたのだと思います。)

では何故、集団主義が今の日本に受け入れられないのでしょうか?

集団主義的要素とは、例えば日常生活において見られます。
「出る釘は打たれる」「長いものには巻かれろ」のような生活様式から始まり、
「談合体質」「行政指導」「根回し」、「和」の文化、
更に「制服・校則」「お受験」、「みんなで渡れば怖くない」から、
果ては「世間をお騒がせした」ことへの責任、「顔を潰された」ことへの憤り、に至るまで、
様々な形で表出しています。

「個」を抑え、自らの運命を集団に委ねる

そして一方、この集団は、これらの者がこの集団の掟ないし生活様式に忠実である限り、
理屈抜きにどこまでも面倒を見なければならないという社会のあり方です。

このような社会においては、全員の「合意」ないし「和」が、ことを行うための前提となります。
そのため、一部の指導者に一方的な権力行使が認められている社会よりも、
個人の意思がより尊重されているようであり、従ってより民主的であるように見える場面もあります。

また、一部の強者の突出を許さず、集団全体に利益を平等に配分することを重視することから、
場合によっては、より社会主義的であるように見えることもあります。

この一見した民主制は、大勢に対し個人が正面切って異論を述べる事態を想定していません。
その意味において西欧流の民主主義とは大いに異なります。

つまり、このような社会主義性は、利益の配分が特定の集団内部限りでの配分として考えられ、
集団外の者に対しては徹底的な差別を許すところが、今の日本に受け入れられなかったのです。

地元への利益誘導を国益より優先する候補者が落下傘候補に苦戦するはずです。


自民党の歴史的大勝はこのような日本社会の転換を象徴する出来事だと思います。


私が子供の頃は、いたずらをすると
「(家から)出て行け!」
と家族(集団)から除かれることが罰でした。

逆にアメリカの家庭では、外出禁止が罰になります。
それは「個」の自由を奪うことが苦痛だからです。

今の日本の家庭もアメリカと同様です。
父親に
「出て行け!」
と言われたら、子供は
「やったー!!」
と喜んで夜遊びに行くでしょう。


ウチの息子はどうなるか・・・?
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なんのこたぁない

親と良く似た子供になるんじゃない?

なるほど

そうなったら、私は46歳でおじいちゃんになってしまうかも...
まあ、楽しみといえば楽しみですけど。
プロフィール

KOU.

  • Author:KOU.
  • 1981年生
    高等専門学校、大学院にて機械力学・制御工学を基礎とした振動制御に関する研究を行う。

    2006年
    某人材紹介会社入社
    エンジニアの転職サポートを志し、人事から求人ニーズをヒアリングする企業担当を経験。
    自動車、家電、半導体、精密・計測器、化学業界、総合商社など各企業の人事から採用ニーズを直接伺ってきた経験を活かし、第二新卒からエグゼクティブ層まで、これまでに1000人以上のビジネスパーソンに対してキャリアカウンセリングを行っている。

    [KeyWord]
    人材ビジネス/人材紹介/経営/人材開発/組織論/人事/CHO/HR/キャリアディベロップメント/カウンセリング/コーチング/MBA/MOT/技術経営
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