スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自動車&電機・電子業界キャリアフォーラム

20050730181506
また東京国際フォーラムに行ってきました。

転職者が企業の情報収集をするためのイベントです。
以前、営業をやっていたので私はギリギリ対象の範囲内でしょうか?

日本を代表するメーカーの人事が集まり、
エンジニアに対して自社の説明やキャリアについて相談を行っていました。

エンジニアというと聞こえはカッコいいですが、
彼らの風貌から『技術者』という呼び方のほうがしっくりきます。

専門分野の技術の話は活発に議論しているようでしたが、
一方でパンフレットを見ながら会場の片隅にかたまる姿は滑稽でした。

その姿は、日本の技術者がもつ問題を表しているように感じました。

自分の専門とすることには自信をもって実力を発揮するが、

初めてのことや未知のものに対しては萎縮し、マニュアル通りになってしまう。

私はこの問題は次のような原因によるのではないかと思います。

日本の技術者教育(学校・企業共に)は、ある分野のエキスパートとして知識を蓄え、
経験を積むことでアイデンティティを守ろうとする傾向にあります。
それはつまり、「自分にしかできないことをやる」ことで、

技術者としての価値を高めるということです。

それによって自尊心も高まります。

専門分野に関しては、「わからない」なんて言えない。

だから、必死で勉強する。

勉強して、「あなたにしかできない」と言われることでアイデンティティが保たれ、プライドが高くなる。

そして、さらに専門分野に磨きをかける…

まるで、自分が出られないほど深く穴を掘ってしまうモグラのようです。
もしくは、おだてられて木を登り続けるブタです。

日本の技術者にはこのようなモグラやブタが多いと思います。
私は『ブタ』が悪いと言っているわけでもありません。
表現は悪いですが、そういう『ブタ』は利用されやすいのではないかと、危惧しています。
はじめは珍しがって重宝されるが、飽きたら売られる。

今後、特に大手電機メーカーでこのような状況が生じるのでしょう。
もう既にはじまっているところもあります。

このイベントに参加している人は、そのことに気付いているのです。

指をくわえて売られるのを待つのではなく、
新しい『飼い主』を探し、その下で木登りの次の芸を身につけようとしているのです。

日本の技術者たち一人一人が自分の力で『飛べるブタ』になることを夢見ています。

木に登ることさえできなかった哀れなブタの独り言でした。


トヨタのハイブリッド車開発に関するセミナーの詳細は別に記します。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

KOU.

  • Author:KOU.
  • 1981年生
    高等専門学校、大学院にて機械力学・制御工学を基礎とした振動制御に関する研究を行う。

    2006年
    某人材紹介会社入社
    エンジニアの転職サポートを志し、人事から求人ニーズをヒアリングする企業担当を経験。
    自動車、家電、半導体、精密・計測器、化学業界、総合商社など各企業の人事から採用ニーズを直接伺ってきた経験を活かし、第二新卒からエグゼクティブ層まで、これまでに1000人以上のビジネスパーソンに対してキャリアカウンセリングを行っている。

    [KeyWord]
    人材ビジネス/人材紹介/経営/人材開発/組織論/人事/CHO/HR/キャリアディベロップメント/カウンセリング/コーチング/MBA/MOT/技術経営
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
twitter
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。